建築日記も3回目 今日はとうとう建前工事です。
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棟上げ当日の朝
職人さんたちの朝は早い、朝7時過ぎには次々と車が並び、今日の段取りを進めている。
この日集まったのは全部で10人、小さなお家ですが、棟上げは一気に工事が進む日。かかわる人もたくさんです。
構成は棟梁をはじめとする大工さんが6人、鳶職さんが2人、クレーンオペーレーターが1名、ホームメーカーの社長でした。
施主のお仕事
朝のミーティング時に、簡単な挨拶をとの事。
人見知り&硬いこと苦手なので結構ドキドキしてました。出来上がることを楽しみにしている事と、よろしくお願いします的なことを言った気がします。
が、よく覚えていません。妻に至っては実家に出たり入ったりしてて「え、もう終わったの?」という始末でした。
そのあと社長と共に地鎮祭のときお祈りしてもらったお神酒を、角目の柱にかけて回って我のお仕事は終了っ。あとは楽しみに見せてもらいます。
クレーンオペーレーター凄い
通常の建築の場合は自宅前の駐車場にクレーンを止めて材料を上げることが多いらしいのですが
我が家の場合そのスペースがない上、既存の電線が多い為、クレーン車は隣の敷地から電柱と足場をまたいで、道路上の材料を荷揚げするというなかなかの高難易度ミッションでした。
なのでクレーンアームも高く二階建ての建物の2倍程度まで伸ばした先からワイヤーを下げています。
我も屋内のクレーン講習や玉掛けは受けたことがあり、時折工場内のクレーンを動かすことはありますが、安定したワークと短いワイヤーでも、時間差で動くアームと荷を揺らすことなく操作するのは難しい物。
それを風や天候の影響を受ける屋外で、これだけアームを伸ばしながら、横に長い荷を電線を避けながらの荷揚げとは見事なものです。
玉掛けする方とのチームワークもバッチリ、長い柱で電線にかかる所を空で荷を回転させてすり抜けて上げるのにはもうびっくりでした。
あっという間に立体になる家
土台にポツポツと柱が立った後は、次々と梁が乗っかっていき、平面だったものがどんどん立体的に組み上がっていきます。
プレカット済みの材料を組み上げる順に段取り良く送り出す玉掛け、目的の位置にピタッと運ぶクレーン技術、梁の上を駆け回る鳶職、位置決めした柱や床を固定していく大工と見事なチームワークですね。
お昼にはこの通り、二階の床下地が貼られ大きさが見えてきます。平面である基礎の時は小さいなと思った建物も立体になるとスケール感が変わりますね。
建前工事のおもてなし
結構まとまったお金がかかるので、ちょっと尻込みしたところではありますが、できる範囲で用意させてもらいました。お昼にお弁当とノンアルコール。
帰りしなにお赤飯と折詰、ビールとささやかなお礼を包みました。ちょうどマスターズドリーム(醸造家の夢)というめでたそうなプレミアムビールが販売されていたので小瓶を一緒に入れました。
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3時の休憩前にはほぼ家の形が出来上がってきました。こうやってみるとすごい量の木材ですね。
この後屋根下地が貼られて、二階部分を防水シートで覆ってこの日は完了。なんとか雨も降らず怪我なく工事が終わって何よりです。
職人技をずっと見てられて楽しい1日でした。