やっと内覧会もメインエリアに入ってきたよ。今回はリビング/ダイニング部分を公開するよ。
【Web内覧会】リビング・ダイニング【入居前】
上の写真右側のステンドグラスのドアが玄関側から繋がるお客さんの入口。
中ほどのステンドグラスの引き戸が、家族の帰宅/お出かけ時の出入り口で、前々回紹介したお出かけ準備室につながっています。
出入り口側から見たリビング・ダイニング。向かって右側がキッチンと、PCスペースへ繋がり、左側が、母屋への勝手口扉と二階へと続くリビング階段になっています。
リビング・ダイニングでこだわった所
これは大きく分けて3点かな。
【Web内覧会】①サークルシャンデリア【リビング】
一つ目はメイン照明となるサークル状のシャンデリア。金額は予算オーバーでしたが一番メインとなる場所なので頑張ってみました。
オーデリック製で15灯のキャンドル風LEDが灯ります。一つ一つは30w相当の明るさだけれど、点光源の煌めき感と、灯数の多さによる無影感が好きですね。
2ndリビングから透明床越しに見た時の灯りのボリューム感も堪らないですが、それはもう少し後で紹介します。
【Web内覧会】②ブラックウォルナットヘリンボーン張り【リビング】
二つ目は正面の板壁ですね、色の強い木材であるブラックウォルナットの床材を、壁面にヘリンボーン張りしていただきました。
建築打ち合わせ時、かなり探したのですがこれだけ細かいヘリンボーン張りを壁材に使用しているのは中々見つからなかったので結構珍しいと思います。
カッコ良いのに施工が少ないのは棟梁の手間が大変であるからなんでしょうね。材料はヘリンボーン張り用に加工されて販売されている床材ですが、細かい無垢材を壁面に使用するというのは割り付けも施工性もとても大変そうでした。
施工時は、無垢材の収縮分の隙間を調整する部材が、無数の針のように壁面全体を覆っており、手間の大変さを垣間見ました。
その分仕上がりの美しさは最高ですね。こだわりを汲んで「一度やってみたかったんです」と言ってくれたS社長と棟梁に感謝です。
【Web内覧会】③FRP製の透明天井(光床/透明床)【リビング】
上の写真で見ると天井の中央、緑色に光が透けている部分が透明天井ですね。
張りの上に格子状のFRPグレーチングとアクリル板を使用して、透明な天井/透明な床(2Fから見た場合)を作り出しています。
(2Fの2ndリビングから下のリビング/ダイニングを見るとこのような感じ)
この場所は一般的に設計するなら、吹き抜けになるであろう部分なのですが、狭い敷地に建つ我が家としては、吹き抜けで使ってしまうのはもったいないという点と、デザイン的な面白さから採用しました。
光の入る南側と東側を母屋に隣接させている我が家は、普通に建築すると昼間は全く日の当たらないリビング・ダイニングになってしまいます。
そこで2Fの一部に広いバルコニーと大きな窓を作り、その光を透明天井/透明床を通し、1Fのリビングダイニングへと導いています。
住んで見るとその効果は絶大で、午前中から気持ちの良い光が降り注ぎますね。
そして夜には、リビングのシャンデリアの光と2ndリビングのスポットライトの灯りが、相互に光を補います。2ndリビングの床全体が光ってる雰囲気は中々の物です。
【Web内覧会】リビング・ダイニング【入居後】
入居前は広く感じましたが、家具が入るとこじんまりとしますね。
リビングの一角には子供机(仮置き)とPCスペースが有ります(次回紹介予定)
東側側面は階段下を利用して、収納と三角形のペット用スペースを確保しました。小窓と換気扇を取り付けてあります。
現在はこんな感じ、大型の猫用ケージとなっています。
これらについては、いずれペッドゲージ製作記も書きたいな。
ダイニングテーブルの選択
設計当初は、正面奥のキッチンに向けてカウンターを設置するつもりで構想していましたが、かぞくが横並びで食事するのもちょっと寂しい感じかなと思うこともあり、結局ダイニングテーブルをポイント還元の良かったAmazonにて購入しました。
ダイニングテーブルはX形状の脚部が特徴的なモデルで、シギヤマ家具製のCITYというモデルです。
タモ材とウォールナット材無垢材天板2種類と、長さのバリエーションがあり、予算と按配してタモ材の1650mmのモデルを三人で利用しています。
四人掛け用としてはかなり大型のもので、奥行きも深く中央に鍋を置いたり、炊飯器を設置しても十分な広さがありますね。
脚部のデザインによりサイドからも足を入れやすく、幕板のない厚めの無垢材の天板のため、天板高680mmながら、我は足も組みやすく、子供は足つきが良い楽な姿勢で食事することができて気に入っています。
椅子は各自好きなものを選びました。妻はウィドゥ・スタイルのベンチ、子供はイームスチェア(予算の都合でリブロダクト品ですがw)我は、カリモクの肘掛椅子を利用しています。
ダイニングセットも拘りだすと良いお値段になってしまって思いの外出費がかさみますね。
リビング・ダイニングの灯り選び
先ほど紹介したシャンデリアの他にも、ここには様々な灯りを設置しています。
ダイニング照明は、レトロ感とギミックが楽しいものを選択しました。重りと滑車で高さ調節ができるギミックになっています。まあ高さは一度決めたらそう変えることはないんですが良いデザインですよ。
こちらはダイニングのサブ照明 主に観葉植物を照らしています。
建築当時はトイレ用に使用していましたが、あちこち照明が入れ替わって今はここへ来ました。
キッチンに面する部分には、名古屋モザイク工業のタイルと、施主支給品の板を設置してもらいました。
この板にはちょっとした仕掛けがしてあり、下記のテープ式のLEDライトが埋め込まれています。
我が運営している別サイトの一つでテープ式LED-HUEについてレビューした時の記事です。
板の裏側のねじ止めされたカバーを外し、裏面くり抜き部分にHUEテープリボン本体を設置します。
浅い彫り込み部には放熱用のアルミアングルが固定されており、その面にテープ式LEDを貼り付けていきます。
iPhoneのアプリで、灯りの色や光度、時間による光の変化などを設定すると、タイマーや物理スイッチなどでも灯りがともります。
少し座繰りが浅くLEDのつぶつぶ感が見えてしまったのが残念でしたが、鮮やかで楽しい間接光になりました。これもいずれ記事にまとめられると良いな。
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他には、シャンデリアの光が届きにくい所にはダウンライトを5灯設置
ヘリンボーン壁にはダクトレール+スポットライト3灯と、間接照明用機器が取り付けてある、しかし壁面はまだホームシアター用のスクリーン等が決まらないので、まだ活用度は低いかな。
リビングシアター計画
過去記事にも書きましたが、リビングシアター計画もコツコツと進めています。
とりあえず自作スピーカー6本が、配置されました。子供机設置の関係で後2本のスピーカーがまだ配置できませんが、DTS等の音響再生は出来るようになっています。
現状は4Kテレビと組み合わせて主にテレビやゲームでの使用ですが、音質も音場もテレビスピーカーとは段違いで気に入っています。
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天井設置のスピーカー達はこの金具で固定しました。角度調整も剛性も高く中々お勧めです。
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AVアンプはこちらを選択、デジタルアンプならでわのスリム形状と低消費電力、低価格で多機能な所など良かったです。
まとめ
良かった点
- 打ち合わせ前にたくさん考えて、キッチリ拘ってブログタイトル通り楽しいお家が出来た所
- 個性的で楽しい照明機器
- 質感が美しいヘリンボーン壁
- 天井から降り注ぐ昼の灯りと夜の灯り
- エアコン取り付け専用壁が無事うまくいって、良き具合で冷暖房できている所
- キッチンやお出かけ準備室等とかとのつながり方(間取り)
- たくさん取り付けたコンセントや、LAN、埋め込みスピーカーケーブル等
もう一工夫出来た点
- カウンターかテーブルかで迷った分若干位置がずれた、照明ブラケット
- ホームシアター用プロジェクターの取り付け位置の確保
- 母屋との接続扉の開き勝手 (悩んで決めたが逆勝手の方が良かったみたい)
これまでのWeb内覧会記事