スケジュールの方は工事も進んで、先日無事棟上げとなりました。そちらはまたぼちぼち記事にしていきますが、今日は少し前に行った地鎮祭について書いてみたいと思います。
真冬の地鎮祭
真冬の只中、薄く積雪の有る2017年2月 我が家の地鎮祭を行いました。
地鎮祭を執り行うか?
地鎮祭を行うとなると、当然費用と手間、時間的拘束が必要となります。私たちの建てるホームメーカーさんでは、地鎮祭や棟上げ式を行うかどうかは施主さんの判断との事でした。
我的には普段の信仰心もあまり無いし、お金もかかるし、地鎮祭に対してそれほど前向きではなかったのですが、考えた結果 後々「あの時地鎮祭をしておけばよかった...」って後悔するより、できる事ならしようかなってのが結論でした。
工事で関係者の方に怪我でもあった時、住み始めてから困った事が起きた時、そんな時に後で悩んでしまうのも嫌だし、職人さんにも気持ちよく仕事していただけたら。
それに我自身も一生に一度の経験だしそれもいいかなと。
地鎮祭の準備
神主さんの依頼ってどうするの?
ホームメーカーさんのところでいつもお願いしている神主さんがあるそうで、そちらをお願いする事も出来たのですが、建築地の土地の神様の事なので、町内の神社も管理されている地元の神主さんにお願いするのも良いかなと考え、そうする事にしました。
しかし自分たちで依頼する事に決めたのは良いものの、面識の無い神主さんに電話で依頼しても良いものか? 自宅へ直接お願いしにいくものなのか? こういった経験が無いので判断がつきかねました。
WEBに相談フォームがあるような事なら気軽なのですが....そういう訳にもいかないので、電話でお願いするよりもお伺いした方が良かろう。と ご自宅へ直接依頼に行ってみました。
伺ってみると神主さんは留守でしたが、帰宅したらお電話頂けるとの事。
実際電話で話してみると気さくな方で地鎮祭の依頼の方は快くご了承頂けで一安心。
地鎮祭の玉串料(初穂料)ってどの位包めば良いのか?
それはもう神社によるのでしょうが、我らには初めての事だしさっぱり分からない... なのでお電話の時ズバリ聞いちゃいました。おいくら位包めばよろしいですか?
「地鎮祭という事でしたら2万円ほどお願いしているんです」との事。
web上では5万円!? と言われたとかっていう記事も見られたので、ドキドキしていたが、うん、聞いてみて良かったね。まあでも、これは地方や神主さんによるでしょうね。
地鎮祭の供物は何が必要?
供物について施主側で用意して欲しいと事で、依頼時に丁寧に教えていただきました。
参考までに今回用意したものを記録しておきます。
- 水 ペットボトル一本分
- 塩 少々(大さじ3位使いました)
- 米 1合(前日に洗って乾かしておく)
- お酒 (ワンカップでも良いって言われたけど、見た目を気にして小瓶にしたら 中身を移し替えて使うのね 100ccもあれば十分足りてしまいました)
この四点は絶対に用意して欲しいとの事
その他にできれば「これらがあると良いです」と
- お野菜 (なんでも良い 季節のお野菜2.3点)
- スルメ 一枚 (尾頭付のお魚でも良いらしい)
- あとは果物など
以外と入手に苦労したのがスルメ 酒屋もドラッグストアもカット済みのものしかなくて一枚物の入手が難しかったです。
お野菜は当日朝に家の畑から大根抜いてきました。鮮度抜群っ!
地鎮祭の場所
悪天候の続く冬の最中、屋外で行う事でもあり、ハウスメーカーさんでレンタルテントを準備してくださりました。
前日には地縄の中心にドンと紅白幕と風除けのついた立派なテントが設置。
中には椅子と長机。
テントの北側の角地と中ほどには青竹が固定されており、そこに縄が巻かれています。その場所で神事を執り行います。
地鎮祭当日
地鎮祭当日はホームメーカーから社長(打ち合わせから、設計、施工まで何から何までお世話になっています)と大工棟梁に参列していただきました。
神主さんが持参してくださった、祭壇や三方、玉串などを並べたら、みんなで縄に紙垂(しで)を挟み込み、供物と砂山、鎌、鍬が準備されていよいよ神事が始まります。
地鎮祭 〜体験〜
最初玉串奉奠(ほうてん)の仕方を教わって神事開始。どれも初めての事ドキドキでしたが、その都度促していただいて無事神事を終わる事ができました。
結婚式や七五三など何度か神社で神事をして頂く事はありましたが、地鎮祭は土地の四隅に紙を撒くとか、鍬を入れる儀式など、他で体験する事の多い祝詞奏上や玉串奉奠以外にも、神事が多く新鮮でしたね。
当日の凜とした空気感も気持ちよく。地鎮祭をして良かったなと思った1日でした。神主さんをはじめ参加していただいた皆さんに感謝です。
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